★“三密を避けた”冒険レース ありのままの自然を活用した、アドベンチャーレースを全国で展開
<有限会社エクストレモ(東京都墨田区)>
大自然のアドベンチャーレースとして、初心者用から上級者用まで幅広く地域の自然を活用したコースを用意し、地域の里山や林道、川や海など地域特有の生態系について参加者や地元の人々が再発見するきっかけを意識しております。自然との共存、環境保護の視点を持ちつつ、エンターテイメント性も十分にあり、withコロナ、アフターコロナの流れの中で注目されます。楽しみながらスポーツを実施でき、レース中に地域住民と交流しながらの様々な地域の魅力体験や、古民家を活用した宿泊を推進し、地元行政、観光協会、商工会、農協、漁協、キャンプ場などが連携し、観光振興に繋がるスポーツイベント。独創性があり、優秀なイベントです。
★防災スポーツ ~スポーツを通じて楽しく学ぶ防災学習プログラム
<株式会社シンク(東京都千代田区)>
災害の多い日本で、スポーツとして防災に取り組み、スポーツによって学ぶことが特徴的で、老若男女が気軽に楽しく参加できる環境作りと健康意識の向上は将来性があり評価できます。「防リーグ(体験)」「防トレ(対策)」の2つの観点からの種目化がユニークで、種目のピクトグラム化も優れています。災害時に役立つさまざまな防災の知恵と技を、体を動かし楽しく学ぶことができます。子供から大人まで、スポーツを通じて防災を身近に感じ、災害に備える環境づくりを促進しています。非常に特殊なイベントですが、重要性が高い。
★瀬戸内海に浮かぶ本州西端の宝島 「くだまつ笠戸島アイランドトレイル」
<くだまつ笠戸島アイランドトレイル実行委員会(山口県下松市)>
国立公園を舞台としたトレイルランの設定が魅力的で、地域に価値を生む優良スポーツツーリズムイベントです。観光資源に恵まれてないという課題に対し、自分たちが持っている自然資源(国立公園)に目を向けて活用しています。実施後に開催結果の分析を実施し、課題改善意識が高く、改善につなげています。韓国旅行誌への記事掲載、韓国の出版社やギアメーカーをまわりプロモーションを実施するなど、持続可能なコンテンツの造成に努め、国内外へ発信して地域一体となったアウトドアスポーツツーリズムを推進していることが評価できます。
★-Withコロナ時代に適応したサイクルツーリズムの新しい形-
次世代観光サイクリングMAPアプリ「ツール・ド」
<一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパン(東京都新宿区)>
サイクリングMAPアプリ「ツール・ド」を通じて、品質の担保されたサイクリングコースを一般参加者へ届けるサービスの仲介者としての活動に特色があります。立ち寄りスポットへのチェックインにインセンティブをつけることでサイクリストが特定の施設に必ず立ち寄り、地域資源を活用する設計で地域振興にも期待できます。WITHコロナ時代のニーズに対応した先進的な取組で発展性が感じられます。イベントに依存しない通年誘客を目的とするとともに、スマホアプリ上にリアルなサイクリングコースを展開することで地域振興に貢献できています。参加型スポーツアプリでは、完成度が高く、マラソンなどのアプリ開発のモデルとなります。
★有馬-六甲 Virtual Ride Race
<有馬-六甲 Virtual Ride Race 実行委員会(兵庫県神戸市)>
eスポーツとフィジカルスポーツを融合したユニークな取り組みが秀でています。 サイクリング器具の準備やサイクリングができる環境への移動を伴わずとも、サイクリングをリアルに近い状態で体験できることが特徴です。世界中のコースを体感し、かつ競い合える素晴らしい試みで、リアルなイベントへの参加促進や提携している施設の利用にも繋がることが期待できます。ARを活用したサイクリングコースが今後増えることで観光産業を含めたビジネス創出の可能性を感じます。雨天でも問題なく開催できるという利点もあります。
★BOSO(房総 × 防草) 草刈 サミット
~スポーツ × 草刈で地域課題解決 プロジェクト~
<一般社団法人ウェルネスポーツ 鴨川(千葉県鴨川市)>
社会課題の解決とスポーツイベントを結びつけたユニークなコンテンツで、独創性の優れたイベントです。草刈りをスポーツとして楽しむ発想が面白く、スピードは絶対に競わない、草刈後の仕上がりの美しさを競うというルールも良く、発想と着眼点が評価できます。ローカルスポーツとしても面白く、地方では過疎化が進み、高齢化により、荒地が拡がっており、社会課題の解決という点において、意義がある活動です。全国で同じ悩みを抱えている地域に対しても良いモデルとなります。
★国際バスケットボール連盟 正式競技 3 人制バスケットボール「 3x3 」
宇都宮市でクラブチーム世界一最終決定戦またオリンピック出場国発表記念イベントを同時開催
<FIBA 3x3 World Tour Utsunomiya Final 2019 実行委員会(栃木県宇都宮市)>
市民参加には格好の3人制バスケットボールで、国際大会を誘致して街おこしにつなげ、スポーツとまちづくりを図っています。二荒山神社で開催し、お神輿が出るなど文化的融合を図り、2019年度延べ約7.8万人が観戦に訪れ、経済波及効果約5.6億円を記録し、事業として成功し、全国にチームをつくった点が評価できます。世界戦の開催など「3X3のまち 宇都宮」をスローガンにした取り組みは、他地域での地域活性化のモデルとなります。最近、人気が急速に高まってきているバスケットボール「3X3 」だけに、将来性は十分。 |