第1回スポーツ振興賞 受賞者(平成25年2月15日発表)

スポーツ振興賞選考委員会で慎重、厳正に審議した結果、以下を受賞作品として決定。

★スポーツツーリズム賞

国土交通省観光庁 長官賞 副賞20万円
受賞者:さいたまスポーツコミッション(埼玉県さいたま市)
作品名:「スポーツコミッション」を活用した地域振興 ~ 日本一スポーツで笑顔あふれるさいたま市 ~
日本スポーツツーリズム推進機構 会長賞 副賞10万円
受賞者:矢島カップMt. 鳥海バイシクルクラシック大会実行委員会 (秋田県由利本荘市)
作品名:第2四半世紀を迎えたMt.鳥海バイシクルクラシック大会と地域活性化

★スポーツとまちづくり賞

経済産業省商務情報政策局長賞 副賞20万円
受賞者:一般社団法人日本スポーツGOMI拾い連盟(東京都渋谷区)
作品名:「スポーツツーリズム」「スポーツによるまちづくり」を通じた産業・地域活性化の貢献
      ~ゴミ拾いはスポーツだ
日本商工会議所 奨励賞 副賞10万円
受賞者:NPO法人神岡・町づくりネットワーク(岐阜県飛騨市)
作品名:廃線でサイクリング!?「自転車とレールで風になる」レールマウンテンバイク「Gattan G0!!」ガッタンゴー
スポーツ健康産業団体連合会 会長賞 副賞10万円
受賞者:ウルトラトレイル・マウントフジ実行委員会(静岡県富士宮市)
作品名:10市町村が主催し実現した日本最大の100マイルトレイルレース「ウルトラトレイル・マウントフジ」

選考委員の受賞作品に対するコメント

★「スポーツコミッション」を活用した地域振興 ~ 日本一スポーツで笑顔あふれるさいたま市 ~
大規模施設が自治体内に存在し、それを活用してスポーツイベントを市内開催に誘致するイベント招致の新形態。これまでの努力を着実に形にしており、ツール・ド・フランスの誘致に成功した点は高く評価できる。

★第2四半世紀を迎えたMt.鳥海バイシクルクラシック大会と地域活性化
26年継続されており、地域の住民や学生の運営参加者も多い。
地域に定着した良い事業。

★「スポーツツーリズム」「スポーツによるまちづくり」を通じた産業・地域活性化の貢献 ~ゴミ拾いはスポーツだ
ゴミ拾いをスポーツにして、老若男女が多数参加している。身近で環境、社会にも良いこととして、広く受け入れられている大変面白い試み。年々広がりを見せ、着実に全国で定着(5年間で131回開催)しており、地域振興にも大いに繋がる事業。

★廃線でサイクリング!?「自転車とレールで風になる」レールマウンテンバイク「Gattan G0!!」ガッタンゴー
廃線鉄道のレールという、一見見落としがちな地域資源(沿線景観と線路)を見事に活用して果敢にチャレンジし、補助金、助成金を受けずに地域の財産にしている。全国に広がりを見せており、厳しい各地のローカル線の今後の新たな方向性を示す取り組み。

★10市町村が主催し実現した日本最大の100マイルトレイルレース「ウルトラトレイル・マウントフジ」
富士山周辺10市町村が連携し、1000人の住民ボランティアも参加して開催するなど地域をあげての取り組み。地域の魅力、日本の魅力を伝えるイベントで外国からの参加者も多い(参加者2000人)。将来性のある大会。

受賞者の作品概要   「別 紙」